1.pahoクライアントを使う
前の記事でMQTTブローカーを動かすことができました。その時は疎通確認用にmosquittoのクライアントコマンドを使用して動かしていました。今回はmosquittoの開発元のeclipseが提供するpahoクライアントライブラリのpython版をお試しで使ってみようと思います。まずはパブリッシュしてみます。
ここの記事が参考になりました。
IoT を使ってみる(その7:MQTTクライアント paho編)
2.環境
環境:
- ホストPC:Ubuntu20.04
- Docker:Ubuntu22.04コンテナ
- ブローカー:前の記事のものを使用
- python:paho-mqttモジュールをpipで入れる
2-1. MQTTクライアントライブラリのインストール
Ubuntu22.04コンテナにはpipが入っていないので、
$ sudo apt install pip
pahoのインストール
$ pip install paho-mqtt
3.動かしてみる
ソースコードはこちらです。
実行するとサブスクライバコンテナで受信データを受け取ることができました。
user@0d9a995f5909:~$ mosquitto_sub -h 172.17.0.2 -t topic/data
Hello MQTT!